助成金の活用

創業時に検討してみてはいかがでしょうか!

助成金は国が資金を提供しれくれる制度です。
それにも関らず、意外と利用してる人が少ないのです。

会社設立後には、資金繰りを良くすることが重要になりますので、助成金の利用により大幅に改善することがあります。
多くの経営者がコスト削減に励まれるのですが、必要なコストまで削減してしまいますと経営戦略上大きなダメージを受ける事があります。
活用できる助成金があれば、是非ご検討してみて下さい。

助成金は返済が不要です!

助成金は融資(借入)ではないので、返済が不要です。
その効果はどれほどのものでしょうか。

例) 利益率が2%の会社で、100万円の助成金を受給できた場合

1,000,000円(受給額)÷0.02(利益率)=50,000,000円!!

いかがでしょうか。
何と100万円の利益を残そうとすると、5,000万円の売上が必要になります。設立後間もない会社では、5,000万円の売上金額はかなり大きなものではないでしょうか。

仮に助成金の額が200万円ならば、1億円の売上を創ることに相当します。

会社設立後の助成金、人事・労務のご相談は社会保険労務士が承ります。

会社設立時のお勧め助成金

  • 失業中の方が会社設立を考えている。
  • 地方で会社設立を考えている。
  • 新会社で人を雇う予定がある。
  • 会社設立・異業種進出のため設備投資に250万円以上の経費がかかる。

上記チェック項目に該当する場合は下記表を確認!!

【助成金一覧】

状態 名称 内容 ポイント 支給金額
従業員の雇用を考えている方 トライアル雇用奨励金 試行雇用により適性や能力を見極め、常用雇用へのきっかけとすることを目的とした制度 就労の経験のない職種または業務に就くことを希望する人の試行雇用 1人につき月額4万円(最長3ヶ月)
特定求職者雇用開発助成金 高齢者や障害者等を継続雇用した場合に賃金の一部が助成される 賃金相当額の一部が6ヶ月ごとに支給 1人につき50万円~240万円
高年齢者雇用安定助成金 高年齢者の雇用環境整備の措置を講ずる。定年退職予定者を雇入れる 生涯現役社会の実現に向け、高年齢者の雇用の安定を図る 環境整備期間にかかった経費の2/3又は対象高年齢者×20万円の低い金額(1000 万円上限)
従業員の人財育成・キャリアアップをお考えの方 キャリアアップ助成金 有期契約労働者等を正規雇用等へ転換する。賃金水準の向上や健康診断制度の導入 非正規雇用労働者の企業内でのキャリアアップの促進 定める6つのコースに応じて支給される