G-FLAT株式会社 代表取締役 鈴木美穂様

御社に関して教えて下さい

「世界の心に残る名曲には変ト調(G♭)の曲が多いようにお客様・パートナー様のココロに残る企画を発信する熱い思いを込めて・・・」 平成19年3月、2人の代表取締役という形による共同設立後、神戸・芦屋・西宮・大阪のお客様を中心に、 中古物件や賃貸物件のリノベーション・リフォームによる不動産の再生・設計・施工を提案しています。お客様の視点に立ち、お客様と会話をすることで、 お客様のイメージやライフスタイルを「カタチ」にし、十人十色、千差万別のお客様のニーズにお答えしています。

なぜ起業を?

「絶妙なタイミング」としか言いようがありませんね。
前職の建築デザイン設計事務所に勤務しているときから、「もっとこうすれば良くなるのに・・・」「もっとこうしたいのに・・・」といった気持ちがあり、 いつかは独立したいと考えておりました。

求める者には集まるというか、自然と私の周囲に人が集まっていました。山野もその一人で、私が求めていた「デザインだけでなく、 工事も理解しており、かつ自分と同じ方向性を持っている人」。

そんな中、前事務所の経営状況の悪化も重なり、人、環境、意志が揃ったことで起業するタイミングは今しかないと考え、起業に至りました。

起業時の不安は?

不安は無かったと言えば嘘になりますが・・・
5%の不安よりも有り余る95%の期待が溢れていました。また、「自分ならできる」という自信もありましたね。

御社の強みは?

「G-FLATのリノベーション・デザインリフォーム今あるものを生かし、少しのデザインとアイデアで劇的に変化させる」 リノベーションとは、新品同様を目指すのではなく、その旧さを利用します。

表面を装うのではなく、あえてむき出しにする。
表面だけを綺麗にするのはお金をかければ出来るが、長い年月の中で作られた「旧さ」はお金をかけても出ない大きな価値があります。

その旧さと少しのデザイン・アイデアで劇的な変化をさせることが最大の強みです。 中古物件は「生き物」です。ちゃんと手入れしていれば100年でも200年でも生きますし、逆に放っておくと数年でもボロボロになってしまいます。

今までの日本の住宅事情は中古よりも新築がいいというような固定観念がありました。
でも、ヨーロッパ諸国では、古い家ほど価値があるという考えが多いようです。 最近ではエコの思想も進んでおり、住みたい場所に住みたいように住めば良いという人も増えています。

ファッションの「着こなし」のように・・・例えば一枚のシャツがあり、それを着てパーティーに行きたいとします。 そのシャツにネクタイを合わせて、ジャケットを合わせて、パンツを合わせて、ベルトを合わせて、靴を合わせて、アクセサリーを合わせて・・・ 同じシャツでも人それぞれの好みがあります。?
「でも何を着て行けばいいのかわからない」「今よりもっとお洒落になりたい」そんな人に専門化からの適切なアドバイスがあればもっと格好よくなるでしょう。 そんな洋服のコーディネーターのように、ステキな住まいのためのコーディネーターとして活動しています。

新品じゃなくてもいいから、家族みんなが好きになるような、ライフスタイルに合わせた、住みやすくて格好いいお洒落な家に住みたい。 そんなお客様の夢を叶えていきたいと思いますね。

社長の夢は何ですか?

「泣くほど喜ぶ子供部屋」

今、考えているのはお子様に視点を向けたデザインと健康や成長に合わせて変化可能なリフォームです。
お子様の成長に合わせて、そして、お子様の意見もすきもキチンと受け止めて家族が交わる間取り、 心地よい暮らしを大人と子どもが一緒になって作ることができたらステキだと思いませんか?

その感動と、毎日の心地よさが、お子様の成長の土台の箱になればと考えています。

SBCの印象

もともと、創業前からSBCの税理士の藤本さんと知り合いで、創業時から随分とお世話になりました。

デザインや設計の知識はあっても、経営の知識はなく当然ゼロからのスタートですので、会計、法律、労務、税金、保障などなどわからないことが数多くあります。

特に企業の会計や税務という分野のサポートでは非常に心強いものがあります。現在事務所の移転も検討しており、また業務においても様々なプロデュースを考えております。

今後もSBCの力を借りつつ様々なことに挑戦して行きたいと思います。