助成金の活用

助成金は活用すべき?

会社設立をした後すぐに従業員を雇用するケースも少なくありません。しかし設立したばかりの会社が月に何十万円という人件費を負担するのは大変です。その人件費の負担を補うために必要以上に他の部分のコストダウンを実施する経営者もなかにはいらっしゃいます。

しかし、売上をあげるための広告宣伝費や、本当に必要なアドバイスを受けるためのコンサルティング料などを削ってしまうと、会社を存続させることすら危うくなってしまいます。

そこで、今から会社設立される皆さまにはぜひとも助成金を活用していただきたいのです。厚生労働省の各種助成金を活用して資金繰り対策をすべきなのです。

もちろん融資ではないので返済不要!!

例えば・・・

売上2,500万円で手元に残った利益が50万円だった会社の場合
つまりこの会社は50万円の利益を残すために売上高は2,500万円必要ということです。
その会社に、例えば200万円の助成金が入ってきたとすると…
売上高+1億円と同様のメリットを受けられます!!
助成金を使わない手はありません!正しく申請し、しっかり受給しましょう!

会社設立後の助成金、人事・労務のご相談は社会保険労務士が承ります。

会社設立時のお勧め助成金

  • 失業中の方が会社設立を考えている。
  • 地方で会社設立を考えている。
  • 新会社で人を雇う予定がある。
  • 会社設立・異業種進出のため設備投資に250万円以上の経費がかかる。

上記チェック項目に該当する場合は下記表を確認!!

【助成金一覧】

状態 名称 内容 ポイント 支給金額
従業員の雇用を考えている方 トライアル雇用奨励金 試行雇用により適性や能力を見極め、常用雇用へのきっかけとすることを目的とした制度 就労の経験のない職種または業務に就くことを希望する人の試行雇用 1人につき月額4万円(最長3ヶ月)
特定求職者雇用開発助成金 高齢者や障害者等を継続雇用した場合に賃金の一部が助成される 賃金相当額の一部が6ヶ月ごとに支給 1人につき50万円~240万円
高年齢者雇用安定助成金 高年齢者の雇用環境整備の措置を講ずる。定年退職予定者を雇入れる 生涯現役社会の実現に向け、高年齢者の雇用の安定を図る 環境整備期間にかかった経費の2/3又は対象高年齢者×20万円の低い金額(1000 万円上限)
従業員の人財育成・キャリアアップをお考えの方 キャリアアップ助成金 有期契約労働者等を正規雇用等へ転換する。賃金水準の向上や健康診断制度の導入 非正規雇用労働者の企業内でのキャリアアップの促進 定める6つのコースに応じて支給される