失敗しない会社設立の秘訣!

自分だけの「看板」を持つことがポイントに

会社設立をするということは、すべてを自分でやるということです。
今まで経験したことだけですべてをカバーできるなどありえないと思ったほうがいいでしょう。
どうしても経験不足の部分もあるはずです。自分の知識や技能、スキルなどを今一度、確認しましょう。
一度、それらをリストアップしてみるのも良いかもしれません。

これまで経験したことのない分野で会社設立を考えているのであれば、
その分野において必要な技能、スキルに関する資格の取得が力を持ちます。
また公的な資格を取得すれば、それはそのまま独立に結びつき、それ自体がある種の「看板」にもなります。

技術や資格の取得には、技能講習や職業訓練、資格取得のためのスクールなどがあります。
今後始める事業に必要な技術や資格があれば、取得のために努力する必要があります。

パソコンの技術は身につけておくこと

ビジネスでもIT化が進んでいます。書類作成、会計帳簿など、パソコンが使えると仕事もスムーズに進められます。
政府の推進で、官公庁の申請、手続きなどは電子化されてきています。例えばe-taxなどはいい例です。
独立するのであれば、最低限パソコンに関するスキルは身に付けておく必要があります。
もし苦手だという場合は、会社設立前にきちんと学んでおくべきです。

顧客獲得にはニーズの理解が必要

今まで働いてきた業種で会社設立することがもっとも成功の可能性が高いことは言うまでもありません。
そのメリットとして以下のようなことが考えられます。

第一は顧客の獲得です。というのも、これまで仕事をしてきた経験で顧客ニーズがある程度分かるからです。
ということは、すでに顧客を獲得するための基本的な部分が身についているということです。
もし会社の取引先を顧客にしようとするのであれば、根回しが必要となります。
その場合、これまでに培ってきた信頼と信用が大切になってきます。

さらに自分がこれからやっていく事業について十分に理解してもらうことが必要となってきます。
また、今まで勤めてきた会社とトラブルにならないように気を遣うことも必要です。
また、これまで勤めてきた会社が顧客となる場合もあるでしょう。
この場合は、社内のことにも精通しているし、会社側としてもメリットの大きい取引先になり得ます。
同分野での会社設立の場合、以前勤めた会社は競合他社ではなく顧客にもなり得ると考えた方がいいでしょう。

仕入先の見極めと確保について

商売に必要な仕入先。
これも同業で会社設立するのであれば、これまでの取引先に協力をお願いすることもできるでしょう。
ただしここで注意しなければいけないのは、その取引先は自分ではなく、あくまで会社と取引していたということです。
今の会社で取引がある会社でも、会社設立後も取引が継続できるかどうかは確実ではありません。
会社設立後も協力してくれる関係を築けているか、見誤らないようにしてください。

セールスポイントをきちんと作る

これまでと同じように仕事をしていては、成功の望みは薄いと思った方がいいでしょう。
先行している同業他社と競争する上で、差別化が必要になります。つまりは「ウリ」となるものです。
自分が何かウリとなるものを持っているのか、何か求められているのかを考えることが必要です。
これまでやってきた仕事などを参考に「ニーズは何なのか?」「そのニーズにどう応えるべきか?」を探りましょう。
そうしていくうちに、自分なりのセールスポイントができるはずです。

実務経験の不足は、社内の人脈で補う

会社勤めをしていると分かるように、会社運営にはさまざまな部署の分業で成り立っています。
しかし独立するということはすなわち、それらの業務を自分ひとりで行っていかなければならないということです。
同業で会社設立するのであれば、どんな部署が必要か?今は何が足りないのか?などイメージできるはずです。
その足りない部分を一度書き出して整理してみましょう。

会社にはそれぞれの分野の専門家がいます。
社内の人脈を活用して、自分に足りない部分は、アドバイスを受けるなどしておくといいでしょう。
ただし、基本的な部分は自分で書籍を読むなどして知識を仕入れたうえでアドバイスを求めることが大切です。
また、会社には会社独自のやり方もあるので社内の人脈に頼り過ぎず、一般的な方法・知識を身に付けましょう。

会社設立後のシミュレーションは経営者の視点

経営者の視点で会社設立後のシミュレーションをすることは大切です。
今やっている仕事とは規模なども違うかもしれませんが、それでも基本的な部分は同じです。
経営者の視点に立って今やっている仕事を見つめることで、シミュレーションができます。

例えば売上がどのくらいで利益がどの程度出るのか?
また、新規顧客獲得のためのノウハウは?コスト削減の仕方は?、
自分ならどうするかを考えてみることが、会社設立後に必ずプラスになるはずです。










東京会社設立センター 吉田 栄博